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2015.06.18

NHKに「DigiBookフォトムービーシステム」を提供 難病ALSの認知拡大へ貢献。視聴者が自らの写真とコメントで応援ミュージックムービーを簡単に作成し、YouTubeへ公開

株式会社DigiBook(本社:東京都渋谷区、代表取締役:有馬ヒロノブ、以下「DigiBook」)は「DigiBookフォトムービーシステム」を、NHKに提供しました。視聴者がオリジナル応援ミュージックムービーをパソコンやスマートフォンで簡単に作成し、YouTubeへ公開することで、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を認知拡大するためのキャンペーン"Share Music"(※1)が、本日よりスタートします。

キャンペーンソング「Happy Birthday to me / 若旦那」に合わせ演出を加えたテンプレートに、写真とコメントをあてはめるだけで、誰でも簡単にオリジナル応援ミュージックムービーを自動で作成でき、そのままYouTubeへの公開が可能です。応援ムービーの最後にはALSの症状や認知の現状を伝えるスライドが入るため、このムービーがSNS等を通じて広く拡散されていくことでALSの認知拡大と理解促進を目指します。

このシステムを利用したモデルケースとして、宮澤佐江さん(SNH48・SKE48)とサヘル・ローズさんが作成した「応援ミュージックムービー」が、NHK「ソーシャル・グッド・プロジェクト」サイトで公開されています。

イメージ図
■NHK「ソーシャル・グッド・プロジェクト」サイト
http://www.nhk.or.jp/sg-project/

■ShareMusic特設サイト
https://sharemusic.digibook.com/als/


【 DigiBookフォトムービーシステムとは 】

「DigiBookフォトムービーシステム」は、リッチなエフェクトとBGM自動カット割機能、超高速映像生成エンジンとオートスケールサーバー構成、SNSとの自動投稿機能により、誰もが簡単にハイクオリティなフォトムービーを作成、共有できるシステムです。DigiBookは2005年より10年間、42万人の会員を持つデジタル写真集共有サービス「みんなのデジブック広場」や市販楽曲が利用できるプロフィールビデオ作成サービス「レコフォトfor Wedding」を企画・開発・運営しており、そのノウハウを企業のキャンペーンやブライダル事業者、フォトスタジオ等に数多く提供しております。

■「DigiBookフォトムービーシステム」の特長

① 楽曲に合わせた自動カット割り機能によりハイクオリティなムービーを簡単作成
  ・リッチなエフェクトテーマ(テンプレート)と写真を選択するだけで簡単にハイクオリティなフォトムービーの自動作成を実現
  ・最大の特長は、楽曲構成に合わせて、写真の枚数が自動設定されるカット割り機能
  ・楽曲のAメロやBメロ、サビ等の位置のマーキングとテンポから必要な写真枚数を自動計算し、楽曲のテンポに合った写真の切り替えを実現するため、感動的なフォトムービーが誰でも作成可能

② 超高速映像生成、オートスケールなサーバー構成で安定稼働
  ・超高速映像生成エンジンを搭載しており素早く生成可能
  ・大量アクセスにも安定稼働するサーバー構成でテレビ番組などのタイアップにも対応
  ・他社映像生成エンジンと比較して、3倍の速度で映像を生成 ※DigBook調べ
  ・大手ラボ年間1万件受注でエラー0%の実績

③ YouTubeへの自動投稿機能でキャンペーン効果拡大
  ・YouTubeや複数のSNSとのAPI連携により、作成したフォトムービーは、YouTubeやSNSへ自動投稿が可能
  ・作成したフォトムービーがSNS等を通じてネット上で広く拡散されていくことで、キャンペーン効果が拡大
  ・「フォトムービー」というツールにより、既存の広告では難しかった消費者参加型のキャンペーンが可能


■「DigiBookフォトムービーシステム」 イメージ図

スクリーンショット

【 "Share Music"応援ミュージックムービー作成方法 】
キャンペーンソング「Happy Birthday to me / 若旦那」に合わせて、写真13枚をアップロードし、コメントを入力、YouTubeへ投稿するだけの簡単3ステップで、オリジナル応援ミュージックムービーを自動作成し、公開できます。

スクリーンショット
※1 "Share Music"は、NHK「ソーシャル・グッド・プロジェクト」が展開する、音楽を通して様々な社会問題への気付きを促進するための取り組み。第1弾は、応援ミュージックムービーにより、ALSの認知拡大・理解促進を目指す。
※2 各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。


~参考資料~
◆NHK「ソーシャル・グッド・プロジェクト」とは
2015年4月からNHKの福祉番組、ハートネットTVが立ち上げた新プロジェクト。
「それはきっと、誰かの希望の種になる」をコンセプトに、みんなのアイデアと思いをつなぎ、様々な社会課題の解決を目指していく。
第一弾として取り組む課題は「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知拡大・理解促進」。
去年、世界中で爆発的に広がったアイスバケツチャレンジによってALSの名前は知られた。しかし、NHKのアンケート調査によれば、アイスバケツチャレンジの認知は62%だったのに対して、ALSの病状に対する理解はわずかに22%にとどまっていることが分かった。
本プロジェクトでは今回、番組と特設サイトのオリジナルコンテンツを両輪にして、ALSの理解度を上げていく中で、ALSだけでなくその他の難病への理解促進も図っていく。

NHKソーシャル・グッド・プロジェクト http://www.nhk.or.jp/sg-project/

◆「Share Music」とは
音楽を通して様々な社会課題に気づく“きっかけ”を、みんなで作っていく「ソーシャルグッド・プロジェクト」内の取り組み。
今回は「Share Music,Think ALS」と銘打って、誰もが簡単にALSを啓発する「応援ミュージックムービー」を作成できる仕組みを実現。
キャンペーンソング第一弾として、ミュージシャンの若旦那が、ALS患者である藤田正裕氏と対話を続け、書き下ろした曲「Happy Birthday to me」を制作。その曲に新進気鋭のフォトグラファー・斎藤陽道が撮影した写真をコラージュした、「若旦那×齊藤陽道」のメッセージ作品が生まれた。さらに、このキャンペーンソングに、著名なタレントやアーティストが撮り下ろしの写真とメッセージを寄せた、個性あふれるオリジナルのミュージックムービーも続々と制作されている。

宮澤佐江(SNH48/SKE48)  http://www.nhk.or.jp/sg-project/sharemusic/miyazawa-sae/
サヘル・ローズ(女優・タレント)    http://www.nhk.or.jp/sg-project/sharemusic/sahel-rosa/

さらに、6月21日の世界ALSデーを前に、サイト上で誰もが簡単にミュージックムービーの制作が可能になる。ALSの理解促進のために、誰もが参加できる、裾野の広いソーシャルアクションを目指している。

◆「ALS」とは
ALSの正式名称は、筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)。
手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだん衰え、動かなくなっていく病気。筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害を受ける。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていく。そして、まぶたも動かすことができない状態まで進行すると、TLS(完全な閉じ込め状態)に陥る。意識はあるが体が全く動かせず、体の感覚や知能、聴力、内臓機能は保たれるが、誰とも意思疎通できない状態。
ALSは、原因不明、治療法が確立されておらず、「人工呼吸器」をつけなければ、平均寿命は発症から2~5年。患者数は、日本は9000人、世界では40万人以上と言われている。